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ホームブログ背伸びをして入る店 - Magical Furniture
2023.08.11

背伸びをして入る店


1年で1番暑い時期である8月上旬です、マジカルファニチャーの2号店『プレゼント』がオープンしてしばらく経ちました。
暑い中ですが知っている人知らない人がちらほらと来てくれました、ありがたい。
やはり入りやすい、目に付くという路面店の良さを感じることもあります。

商品のレイアウト、セレクトを店長に任せていて、それなりに楽しんであーでもないこーでもないと試行錯誤してくれています。
今の時代こんな言い方はよくないのだろうけど、マジカルファニチャーとは違った女性らしさを店内から感じれます。
家具も違って見えるから不思議。
これは狙っていたことなのでいい傾向だと思いこのままあーでもないこーでもないをしてもらおうと思います。

いいお店ができたなぁ、と自画自賛なわけですが、できあがったお店を見ていると記憶の中のいいお店のことを思い出していました。
自分にとってのいいお店は数多くありますが、原体験なのは高校2年生の時に初めて行った中之島のgrafのショールームだったと思います。
後に働くことができて、僕の家具製作のキャリアをスタートした会社でもあります。
まだまだ当時は若くて青かったしお金もなかったので行くお店はファストフードやファストファッションのチェーン店ばかりでした。
雑誌でたまたま見たgrafの紹介を見て、なんとなく美大受験を意識し始めていた頃だったので行ってみました。
梅田から20分ほど歩いて到着すると1階では家具を作っているのが見えて(これが家具作りを初めて見た時でした)横の入り口から階段を上がって3階のショールームに入りました。
高校生の自分にとってかなり背伸びをして勇気を出して入ったことを覚えています。
当然なにも買えませんでしたが、そこで見た家具や雑貨が衝撃的な体験となりました。
こんな世界があるんだと。

こういう体験ができるのは『店』だからだと思う。
神戸の下町である王子公園で近所のティーン達に衝撃を与えれる店になりたいな、と外から眺めて思いました。
高校生が恋人への初めてのプレゼントを背伸びをして買いに来る、そんな光景が見たいですね。

まだまだスタートしたばかりのお店です。
どうぞよろしくお願いします。

営業日の確認はプレゼントのインスタグラムページからお願いします。